IT業界は女性に優しくない?

IT業界では、なかなか女性のSEが根付かないなどと言われています。
実際のところどうなのかは自分が働いたことのある会社の内情としてしかわかりませんが、私が勤めたことのある会社では女性のスタッフと男性スタッフの比率は4対6くらいだったと思います。数字の上では、女性が極端に少ないと言うことは感じませんでした。

今の勤め先は、逆に女性9に対して男性1の割合で、男性の方が少ないです。
一概に、IT業界に女性が少ないとは言えない現状が私の周りではあります。
都市圏でSEとして働いている友人も、女性が少ないと言うことはあまり感じない環境だそうで、IT業界に女性が根付きにくいと言われる根拠がわからないそうです。
会社全体の社員数なら、5対5になるらしく、性別の差で会社に残りにくいと感じたこともほとんどないそう。
それぞれの会社の事情もあるのでしょうが、働きやすいかそうでないかを女性だからと言う言葉でまとめてしまうのはどうかと思います。

先にそう言った情報を流しておいて、女性には働きにくい環境だと印象付けたいのでしょうか。もしそうだとすると、悪い意味での情報操作に惑わされていることになります。
IT業界が女性すべてに優しくないとは限りません。
それに、働きやすい環境をどう作るかは、入社後の本人のコミュニケーション能力によります。働く前から不安を抱えるのではなく、それは自己努力で変えられることを知っておいて欲しいと思います。

本人と企業、両方の努力によって働きやすい環境が整えられたときには、必ず仕事の生産性も上がってくるはずです。
生産性アップが継続されることで、企業も生き残っていけるのです。環境を整えると同時に、どのような働き方をすれば労働生産性を上げることができるか、経営陣・社員が一丸となって考えていきたい課題だと思っています。

興味深い内容を見つけましたので参考にしてみてください⇒「生産性向上を目指すプログラマ塾